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2019年1月1日火曜日

ドライブスプロケットを16Tに交換しました!


カブカスタムの定番。ドライブスプロケットの交換です。
低すぎるギヤ比の是正と、燃費向上を狙います。
14Tから16Tへの交換で、二次減速比が14%高速化になります。


この韓国カブ。
重い荷物を積んで30~50km/hで走るなら快適かもしれませんが、荷物なしで連続走行が多い私の使用条件では少々使いづらいことがあります。

ローギヤで発進してから引っ張れる距離が短い。60km/hくらいで巡行しているとエンジンノイズがうるさい。一時間連続で走ると振動で疲れる・・・等。

減速比をハイギヤード化すれば一気に解決できそうです。

日本仕様カブ110(JA44/JA10)の二次減速比は、ドライブ14T/ドリブン35Tの2.50です。

韓国カブ110の二次減速比は、ドライブ14T/ドリブン37Tの2.64です。
これはクロスカブと同じです。
つまり韓国カブは駆動力重視で、約6%ローギヤードなんですね。

ドライブを15Tにすると、2.46。ノーマル比107.1%
16Tにすると、2.31。ノーマル比114.2%になります。

選ぶべきは16T。一割以上高速化してみます。

まずは部品を用意します。

KITACO製です。
注文前にチェーンサイズををチェック。420でした。
JA44は428なので、JA10と同じサイズですね。
この韓国カブ。細かいところがJA10あるいはタイカブDREAM110と共通部品が多いです。


チェーンケースを外します。


ドライブスプロケット14T/ドリブンスプロケット37Tです。
よく丁(ちょう)と読まれることがありますが、
歯数なので、Tooth。Tが正しい表現です。

ギヤをシフトして、取り付けボルトを緩めます。
スプロケットを外す前にリヤアクスルナットとチェーンアジャスターを緩めてチェーンを弛ませます。
ノーマル14TとKITACO製16Tの比較。歯数が2個多いので当然直径が大きくなります。
16Tスプロケットを取り付けて、ボルトを締め付けます。スプロケットが右回転して締めにくいので、片手でリヤブレーキを掛けながら締めます。締め付けトルクは12Nmです。


チェーンの弛みを調整します。よく張り調整と言われますが、
チェーンは張ってはいけません。適切な弛みが必要です。
正しいチェーン調整についてはまた別に解説します。
リヤアクスルの締め付けトルクは59Nmです。



元どおり組み立てていきます。ここで問題発生。
ドライブスプロケットカバー内側の鉄板が大きくなったスプロケットに干渉します。鉄板を外しても干渉します。

このような部品が別売りされていますが、ここで必要になるんですね。
今日は正月で用品店はお休み。


取り急ぎ手持ちのM6アルミカラーでカバーを浮かせて対応しました。
 チェーンの弛みの最終チェックと給油。
一般的な工具とサイズで作業完了です。

早速試運転。
ノーマルのように、発進数秒でシフトすることもなく、倍くらいの距離を引っ張れます。セカンド・サードの伸びも良好。トップでは同じ回転数でプラス5㎞/hぐらいで巡行できますね。

ずいぶんと乗りやすくなりましたが、計算ではJA44に15Tを組んだギヤ比とほぼ同じです。

これでしばらく走ってみます。

もっと高くするなら、ドリブンスプロケットをJA10の35TまたはJA07の34Tに交換してもいいですね。

34なら減速比2.125になりますから、ノーマル比24%以上ハイギヤード。劇的に燃費を改善できそうです。
コストの安い純正部品流用でいろいろカスタムできるのがいいですね。

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